こんにちは。管理栄養士のシライです。4/7(火)から、東京など7都道府県を対象に緊急事態宣言が出されました。不要不急以外の外出は避け、自宅で待機されている方が多くおられることと思います。
私は、千葉市の不妊治療クリニックで栄養相談を担当しております。不妊治療をされている方、妊活されている方に「今、できること」をお伝えしたく思います。
4/1(水)付で一般社団法人日本生殖医学会から「不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示していただくよう推奨いたします」と声明がでました。
しかし、この一文は、ほんの一部にすぎません。もう少し広くみてみると・・・
現時点において、COVID‐19の死亡率はインフルエンザの10~15倍と考えられており、そのほとんどが急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関連したものと考えられています。COVID-19 が妊娠、特に妊娠初期の胎児に及ぼす影響は明らかになっておらず、母体から胎児への感染の可能性は不明です。また妊婦における COVID-19 の感染リスクが高いとはいえません。一方で、妊婦において COVID-19 感染の重症化の可能性が指摘されていることや、感染時に使用される治療薬として妊婦に禁忌の薬剤による治療が試行されていることから、不妊治療による妊娠が成立したあとの COVID-19 感染への対応に苦慮することが予想されます。また受診や医療行為に関連した感染の新たな発生も危惧されます。このような背景から、国内での COVID-19 感染の急速な拡大の危険性がなくなるまで、あるいは妊娠時に使用できる COVID-19 予防薬や治療薬が開発されるまでを目安として、不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示していただくよう推奨いたします。また、既に調節卵巣刺激を開始し採卵を予定している患者さんについては、胚凍結の上で上記の状況を踏まえて胚移植時期を検討してください。胚移植を予定している患者さんについても同様の検討をおねがいいたします。人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療に関しては、延期が可能なものについては延期を考慮してください。
↑これでも、一部です。詳しくはホームページをご覧ください。
未知のウイルスが相手なのですから、当然なことだと思います。
では、この状況で何ができるかを冷静に考えましょう。私は「妊娠しやすい体質に近づけておく」ことなのでは、と思います。コロナ騒動が終息し「不妊治療を開始しようかな」という気持ちになった時に、体の準備が整っていれば有利だと思います。
例えば、質の良い卵子をつくる、着床しやすい子宮環境にする、肥満や痩せの方は適正体重にする等、不要不急の外出を控えながらも改善できることはたくさんあります。
次回からは、巣ごもりしながら、おうちで妊活のヒントを綴っていきたいと思います。
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私は、年間延べ200名の妊活中の方に食事のアドバイスをしております。本来ならば、直接お会いして、お話しを聞きながらアドバイスをしたいところですが、この状況なのでオンラインで承ります。
【オンライン相談とは】
私の勤務先の高橋ウイメンズクリニックでは「CLINICS(クリニクス)」を使い、オンラインで栄養相談を設けております。
オンライン相談とは、メールや電話ではなく、ビデオ通話を用いてリアルタイムに映像と相談を行うものです。予約から相談、支払いまでをインターネットを通して行うことが可能です。
【申し込みの仕方】
まずは、お手数をおかけしますが、CLINICS(クリニクス)のアプリまたはWebサイトから会員登録を行ってください。
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アカウント登録が完了しましたら「高橋ウイメンズクリニック」を検索、「希望される相談」を選択し、希望される診察日時にて予約を行ってください。
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予約日時になりましたら、アプリまたはパソコンに着信がありますので、ご自宅など通信状況がよい場所で相談を受けてください。
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相談費は相談後にご登録のクレジットカードにて決済されます。
クリニックで、既に栄養相談の予約をされている患者さまもCLINICS(クリニクス)にて相談を承ります(この場合、料金はCLINICS(クリニクス)に表示されている価格となりますので、ご了承ください)。
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