管理栄養士シライの活動報告書

食事から元気支援&妊活支援しています!

IVFに向けて食事でできることは?

こんにちは。管理栄養士のシライです。採卵を終え「IVF(体外受精)待ちの間に何かできることはない?」とよく聞かれます。食事でできることは腸内環境を良くすることかな、と思っております。

なぜなら、子宮内環境を良くすると着床率が向上することが知られているからです。子宮内環境は子宮内の細菌叢(さいきんそう)にも影響があります。膣と腸は近隣の臓器なので細菌も移行していることもわかっています。

 

腸内環境を整えるには善玉菌を増やす

人の腸管、主に大腸には約1000種類、100兆個にも及ぶ腸内細菌(腸内細菌叢や腸内フローラと呼ばれている)が生息しています。

よい腸内環境は、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌である腸内細菌が優勢である状態

ですので食事で善玉菌を取り入れて、腸内環境も子宮内環境も整えましょう。

 

善玉菌を増やす方法として大きく分けて2つの方法があります。

 

・プロバイオティクスを摂取

プロバイオティクスとは生きた善玉菌でヨーグルト・チーズ・乳酸菌飲料・納豆・漬物などといった発酵食品に含まれています。

 

・プレバイオティクスを摂取

プレバイオティクスは腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用があります。

大豆・玉葱・ごぼう・葱・バナナといった食物繊維が多い食材に含まれています。

 

こんな料理がおすすめ

【納豆キムチ】

写真はイメージです

発酵食品がダブルで摂れる納豆キムチ。急いでいる時でも、さっと用意できますね。

 

【大豆、玉葱たっぷりのミネストローネスープ】

写真はイメージです

プレバイオティクスが含まれる大豆(水煮で可)や玉葱を、たっぷり取り入れて。

 

また、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・ストレスは腸内環境を悪化させてしまいます。

IVFに向けて不安もあるかと思いますが、できるだけゆとりのある生活を送りリラックスを心がけてくださいね♪

 

いかがでしたでしょうか?お役に立てられたら嬉しいです。そもそも普段から腸内環境は整えておきたいものです。

また食事と体の関係は個人差があります。ヨーグルトやチーズの摂り過ぎはLDLコレステロール値を上げてしまいますし、食物繊維を多く含まれる食材を食べると、かえってお腹をくだしてしまう人もいます。ご自分の体と相談しながら摂取してください。

 

【参考資料】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsirib/35/0/35_35_1/_html/-char/ja

腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

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