管理栄養士シライの活動報告書

食事から元気支援&妊活支援しています!

PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)と血糖コントロールの重要な関係

こんにちは。管理栄養士のシライです。先日、PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)の人の栄養相談を受けました。

 

1日1食の生活をしていました。

 

朝は早く出るため欠食。会社に行く前にコンビニで600mlのカフェオレを買い、それを日中ちょっとずつ飲んで過ごす(昼食も欠食)。残業で帰宅が遅くなり、疲れているのでファストフードなどをテイクアウトし、夕食を済ます・・・という生活をされていました。

 

納得!それ血糖値コントロールの乱れによるPCOS(多嚢胞性卵胞症候群)と思われます!

PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)とは、「両側の卵巣が腫大・肥厚・多嚢胞化し月経異常や不妊などを伴う症候群」と定義されています。

原因は、はっきり解明できていませんが、インスリンの作用も関与していると言われています。要は血糖値コントロールが乱れている状態。

食事を抜いた次の食事は、血糖値が急上昇しやすくなります。すると血糖値を下げるインスリンというホルモンが通常より多く分泌され、今度は急激に下がり、血糖コントロールが乱れてしまうのです。

この患者さまのような1日1食生活は、明らかに血糖値コントロールを乱します。

 

この方は、ちょうど一週間前に休職し、やっと規則正しい生活になれたとのこと。

1日3食食べ、食事記録もつけ始めたそう。よかったよかった。

それにしても昼食も食べないほど忙しいなんて。このご時世、休憩もとれないの??

 

でも、なんとなくわかるような気もします。休憩時間はあっても、準備とか調べものとか、なんだかんだやってしまうんですよね(^_^;)

私も昔、仕事に没頭して食事をおろそかにしていた過去があります。当時は冷え性、肩こり、腰痛がひどかったです。

今、振り返ってみると、たんぱく質不足による貧血、筋力不足、炭水化物メインの食事による血糖値の乱れなどが原因だと思っています。現在は悪かった食生活を見直し、すっかり体調は良くなっています。

 

話がそれてしまいました…<m(__)m>

PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)と診断されたら、血糖コントロールが乱す食事をしていないかチェックしてみてはいかがでしょう?

血糖コントロールを乱す食生活とは

・朝食を欠食する

・炭酸飲料など甘い飲み物を常に飲んでいる

・パスタ、麺、丼、といった炭水化物メインの食事をよく食べる

といった生活です。

 

思い当たる人は食事の見直しからやってみてくださいね。

 

【参考記事】

多のう胞性卵巣と言われました。どのような病気ですか – 日本産婦人科医会

「糖尿病予備群」と言われたら 食事の工夫と食後の運動で血糖値のコントロールは十分可能 | パラマウントベッド株式会社 | PARAMOUNT BED

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