先日、「食事を気をつけるようにしたし、歩くようにし始めたけど、体重が思うように減らない」という患者さまがお見えになりました。ふと「水、飲んでいますか?」とお伺いしたところ「コーヒーは飲むけど『水』単体で飲むことないです」とのことでした。水分不足かもしれません。
水は栄養素ではありませんが、人間が生きていくために不可欠なものです。成人の体の約60%は水分で、血液や体液、皮膚や髪、筋肉、内臓、骨など体のあらゆる場所に存在しています。
体温をほぼ一定の状態に保つのも、体の中の水分の働きです。
水を飲むと、体温が上がり代謝がアップします。また筋肉にしっかり血液が送り込まれ、筋肉量が増えます。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、瘦せやすくなります。
ではどれくらい飲んだら良いのでしょうか?
1日に必要な水分は約2500mlといわれています。
といっても、その分を飲料で飲む必要はありません。実は食事から水分を含む食品や汁物で水分をとっているので、約1200mlが1日にとる飲料の目安量になります。
コーヒーやカフェインを含むお茶、アルコールは利尿作用があるので、これらを飲んだ際は、多めに水を摂取する意識を持つとよいでしょう。
また冒頭の患者さまは「実は水、飲むの苦手なんです」とおっしゃいました。
苦手なら、お茶でもいいですよ。
その際は麦茶、ルイボスティーといった、無糖でノンカフェインのものが望ましいです。
「すぐ飲めるように、水筒を持ち歩いてみては?」とお話ししたところ
「そうですね!水筒を買うことから始めてみます」と前向きなお言葉をいただきました!
お気に入りの水筒が見つかるといいですね。
【参考資料】
飯田薫子・寺本あい『きちんとわかる栄養学』西東社(2021)
水は1日どれくらい飲めばいいか,健康長寿ネット(2025.5.2閲覧)
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