こんにちは。管理栄養士のシライです。先日、クリニックの栄養相談に男性が予約を入れてくださいました。なんでも「自分が料理を担当していて、妊活中の奥さまに、どんなものを作ったらいいか教えてほしい」と。
素敵( *´艸`)
ですよね!料理は女性だけがするものではないですよね。
奥さまが、どんな状態なのか詳しくはわからなかったので一般的な要件をお伝えしました。
- なんといっても鉄
妊娠すると赤ちゃんと胎盤を成長させるために多くの鉄が必要になります。また出産後も母乳を介して赤ちゃんに鉄を含む栄養が優先して運ばれるので、妊娠前からしっかりと摂る必要があります。
鉄の吸収率が高い動物性たんぱく質を積極的に食べましょう。
- 過度な糖質を摂らない
AGE(終末糖化産物)は卵巣機能の低下に繋がります。甘い飲料やお菓子を食べる習慣があれば控えましょう。果物は日中に食べるのがおすすめ。
- 良質な油を摂る
特にオメガ3系。青魚に含まれています。調理が難しければ缶詰を上手に利用しましょう。ナッツ類にも含まれているので、おやつに取り入れてみましょう。
- ビタミンD
妊娠力を高める重要なビタミン。茸類に含まれるます。また、紫外線に当たることで体内で産生されるので適度な外出も効果あります。
この男性の話を聞くと、お母様の影響を多く受けているなぁと印象がありました。
男性は普段から、たんぱく質の欠かせない料理が出てきたり、アマニ油を利用していたり、とポイントをうまくつかんでいる料理で育ったようです。素敵ですね。
きっと、このご夫婦もお子様に食の大切さを伝えていくことでしょう。
あ、彼の得意料理はスパイスの効いたカレーだそうです。私も食べてみたいなぁ・・・(#^.^#)
鶏肉や茸をたっぷり使ったカレーを作ってあげてくださいね。
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管理栄養士シライは、食事で妊活支援しております。
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